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総務省報道より経済科学部4年大野恒平さん(張俊超研究室ゼミ生)が「統計データ分析コンペティション」で優秀賞を受賞しました

2025年10月24日

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 総務省統計局、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所、一般財団法人日本統計協会の共催による「統計データ分析コンペティション2025」において、経済科学部経済学プログラム4年の大野恒平さん(張俊超研究室ゼミ生)が、大学生・一般の部で優秀賞を受賞しました。
 このコンペティションは、高校生および大学生等を対象に、地域別統計をまとめた「教育用標準データセット(SSDSE)」を用いて統計データ分析の論文を募集し、その分析力を活用した課題解決のアイデアを競うものです。平成30年度から毎年開催され、令和7年度で第8回を迎えました。
 大野さんは在学中、データ可視化のツールを活用して少子化の現状を「見える化」する研究に取り組みました。その成果と発信力が評価され、日経新聞社の記者職として採用されました。また、研究活動を通じて培った分析力と表現力が認められ、今回の「統計データ分析コンペティション2025」での優秀賞受賞につながりました。
 受賞論文のタイトルは、「教員の精神疾患休職の要因と教育政策への示唆」です。本研究では、公的統計データを用いて教員のメンタルヘルスと職場環境との関連を分析し、教育現場の持続可能な働き方に向けた政策的示唆を提示しました。張俊超研究室では今後も、統計的思考力とデータ分析力を活かした社会課題解決型の研究教育を進めていきます。

【関連サイト】
総務省報道資料