近年、都市化と気候変動で増える暑さ・洪水・健康リスクに対して、街の中に緑のネットワークを戦略的に組み込み、温度・空気・水・生態系・ウェルビーイングまで多面的に改善しようという活動(Urban Green Initiative: UGI)が注目されています。本研究は、UGIを単なる緑化から一段引き上げる事例に着目しています。本研究の結果、UGIは、文化の可視化・教育・コミュニティの巻き込みによって、製品の購買効果は限定的(むしろ排他性やブランドが決め手)である一方で、「波及価値」が継続を支え、社会文化的価値を創出する様相を提示しています。
タイトル『Urban green initiatives and cultural heritage: Insights from a traditional industry case study』
石塚 千賀子,佐藤 裕美(現社研修士M2当時)